4月7日に政府より、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出されました。
都市封鎖(ロックダウン)は行われないとのことですが、緊急事態宣言の対象区域(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県)では外出自粛要請や飲食店、公共施設、娯楽施設などが休業するなど、いよいよ日常生活への影響が深刻なものとなってきました。
医療機関や薬局などは診療、営業を続けることとなっていますが、感染経路が不明な感染患者の増加もあり、受診時などでの感染リスクが心配されるところです。
特に、慢性疾患(高血圧や糖尿病など)をお持ちの方や、ご高齢の方は要注意です。
そのため、以前の記事でもお伝えした、医療機関への『電話や情報通信機器を用いた受診』を利用することを是非検討してみてください。
(※利用に関する詳細は、おくすり雑記帳『新型コロナウイルス感染症と遠隔医療』をご覧ください)
ちなみに、4月7日の首相会見で『初診でもオンライン診療を解禁』となったようでが、これはあくまでも『実施可能であると公表された医療機関』で、『事態終息まで一時的に利用することができる』という非常に限定的なものです。
現状では、電話等での受診や薬の受け取りに関しては『慢性疾患(高血圧や糖尿病など)で定期的に薬をもらっている方』が対象と言えます。
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