新型コロナウイルス感染症の予防法・まとめ

連日、新型コロナウイルス感染症の報道がひっきりなしに流れています。インターネットでもたくさんの情報で溢れています。中には嘘（フェイクニュース）も混じっているようです。ある専門家が、別の専門家から否定的に叩かれたりと、何を信じていいのか、とても分かりにくい状況が続いています。そこで、おくすり学びLaboでは、できるかぎり根拠を辿り、正しい情報を発信するように努めます。

まずは、新型コロナウイルス感染症の予防法です。

新型コロナウイルス感染症は、飛沫感染、接触感染により感染することが分かっています。飛沫感染は、感染者の飛沫（咳、くしゃみ、つば）に含まれるウイルスを口や鼻から吸い込むことで感染が成立します。接触感染は、ウイルスが付着したもの（ドアノブなど）に手を触れ、その手で顔を触り、口や鼻からウイルスが入ることで感染します。感染予防には、飛沫感染や接触感染を防ぐ方法として以下が薦められます。

１．こまめに手を洗う

こまめに石けん、アルコール消毒液で手を洗いましょう。特に外出後や調理、食事の前には手洗いを徹底しましょう。正しい手洗いの動画が東京都感染症情報センターから公開されています。

２．咳エチケット

咳・くしゃみが直接人にかからないように、症状がある人はマスクを直用しましょう。マスクを着けていない時に、咳・くしゃみをするときは、ティッシュやハンカチで口を覆います。手で口を覆ったときには、手を洗いましょう。

３．手で顔を触らない

不用意に手で顔を触らないようにしましょう。手にウイルスが付着している場合に手で顔を触ってしまうと、鼻や口からウイルスが侵入し、感染する可能性があります。

４．混雑した場所をさけましょう

新型コロナウイルス感染症の集団発生は、換気が悪く、人が密集しているところで多く報告されています。たとえば、ライブハウス、屋形船、スポーツジムなどです。

５．十分な睡眠と栄養

一般的な風邪の要望と同様に、十分な睡眠と栄養をとって体調管理することが重要です。

出典：厚生労働省「新型コロナウイルスを防ぐには」、東京都感染症情報センター