病院で処方された薬、症状がなくなれば、飲むのをやめたくなりよね。症状がなくなれば服用をやめてよいのでしょうか？結論から言いますと、勝手にやめるのはよくありません。
症状が治まっていたのは、今まで薬を飲み続けたからで、薬を急に中断することで症状が再発したりするかもしれません。たとえば、高血圧や糖尿病などの慢性疾患では、症状が現れにくいため治療薬の効果が実感しにくいでしょう。こういった慢性疾患では、致死的な合併症を予防することが薬を飲む目的です。なので、「症状がない」、「改善がない」等の理由から自己判断で薬を中断するのは危険なことがあります（もちろん、医師からの指示があればこの限りではありません）。
薬を飲むことに不安があったり、薬が合わないと感じたりする場合には、自己判断で中断する前に、ぜひ医師・薬剤師に相談してみてください。
